KING of POP



先日の「我」最終日に敦彦さんが絶賛してたのと、映画を見た方たちの感想が
総じて「いい」というのを目にし、今週一杯で上映終了らしいので
急いで観に行ってきました「THIS IS IT」。
仕事終わりに行ったら、レディーズデーというのもあってか、ものすごい混雑。
私はなんとか座れましたが、両側の壁際に立ち見の人がびっしりでした。
(今週のスマスマで特集してたのも影響してたのかも)


本編について。【ここから少しネタばれ入ります】




敦彦さんは開始5分で泣いたと言ってましたが、私は3分くらいかなぁw
オーディションに受かったダンサーたちが涙ながらにマイケルと共演できる
嬉しさを語ってるのを見てうるっと来てしまいました。
立場は違えど気持ちがよく分かるので… 私も憧れる側の人間ですから。
とにかく映画全編から感じられるのが、マイケルの周りの人間たちの
マイケルに対する思いの強さ。
ああいう強い思いに日々囲まれてたら、どこかで現実逃避したくなるだろうなぁ…
そう思ってしまうくらい、周りの人々すべてがリスペクトマイケルなのです。
そしてその周りの人たちもトップクラスの人ばかり。
それぞれのジャンルの頂点の人が集まって、マイケルのために最高のものを
作り上げようとする熱気と喜びが、映像に渦巻いていました。
そしてマイケル本人も、とにかく観に来るファンのことを常に考え、ファンを
楽しませるという思いでいっぱいの人でした。


しかし、リハを見ただけであんなに壮大でワクワクするライブが
もう2度と上演されることはないわけで。
本当にもったいない。
リハであれだけかっこいいなら、本編でマイケルが全力出したらどれだけすごい
ライブになっただろう。
生で見ることはできなくても、せめて映像で見てみたかった。


最後の方に、ライブの出演者とスタッフ全員で円陣になるシーンがあって。
そこで「もう何も怖いものはない。すばらしい冒険だ」と話すマイケルを見ながら、
まさかあんな結末が待っているなんて、ここにいる誰も、もちろんマイケルでさえも
想像もしていなかっただろうな、と思ったら胸が痛くなりました。
そこにいる全員が、本当に幸せそうだったから。








でも、「Smooth Criminal」を聞くとどうしても「空耳アワー」の「茶!パン!宿直!」を
思い出して笑っちゃうことは内緒ですw